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【週報巻頭言】2021年11月21日 主は私に与えられた分(詩編16編1~11節)

「主はわたしに与えられた分、わたしの杯。主はわたしの運命を支える方。

測り縄は麗しい地を示し/わたしは輝かしい嗣業を受けました。」(詩編16編5、6節)

「主はわたしに与えられた分」とあります。神さまご自身が私に与えてくださった恵みということです。これを聴いて、不思議に思われた方があるかもしれません。と言いますのは、神さまという方は、私たちに、こういう恵みを、ああいう恵みを与えてくださる方であって、神さまご自身が、神さまそのものが私に与えられた恵みというのは、どういうことだろうか?

この言葉の背景には、イスラエルのレビ人のことがあるそうです。イスラエルの十二部族の一つがレビ族、レビ人です。他の部族はそれぞれイスラエルの土地を与えられました。ところが、レビ人は与えられませんでした。そのことについて、「モーセはレビ族に対しては嗣業の土地を与えなかった。主の約束されたとおり、彼らの嗣業はイスラエルの神、主御自身である」(ヨシュア記13章33節)と書かれています。「彼らの嗣業はイスラエルの神、主御自身である」とありますが、レビ人は、祭司という神さまに直接お仕えする働きが与えられ、神さまから生活の糧、生きるために必要なものをいただくことになったのです。

そして、「主はわたしに与えられた分」、神さまご自身が私たちに与えられた恵み。このことについて、私たちはもう一つのことを考えたいと思います。間もなく秋が過ぎると、クリスマスを迎えます。クリスマスとは、何でしょうか?クリスマスとは、神さまが私たちに最高のプレゼントを贈ってくださった出来事です。その最高のプレゼントとはもうお分かりだと思います。イエス・キリストです。ルカによる福音書には、そのことがこのように書かれています。「天使は言った。 『恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである』」(ルカ2章10、11節)。イエス・キリスト、この方はすべての人に与えられる大きな喜びなのです。

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